プラセンタといえば、美肌や健康維持に効果がある成分として有名ですよね。美容に関心が高い方の間では定番中の定番です。
プラセンタは、化粧水や美容液に配合されていたり、サプリメントになっていたりしますが、何からできているかご存知でしょうか?
プラセンタは胎盤!!
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美肌に欠かせない成分のひとつ”プラセンタ”は、胎盤から作られる成分です。胎盤というのはあの胎盤…赤ちゃんをお腹の中で育てるために必要なあの胎盤のことです。
実は、動物のほとんどが出産をした後に自分の胎盤を食べるそうです。「ちょっと気持ち悪い…」と思うかもしれませんが、これは本能的なもので、胎盤には自然治癒力を強めたり、疲労回復させる効果があるから出産後に自分の胎盤を食べるんです。
出産でエネルギーを消耗した上に、今から生まれた子供を育てて守っていかなくてはならないわけですから、動物は疲労から復活する為に胎盤を食べるんです。
化粧品などに含まれているプラセンタも胎盤から生成された成分です。
クレオパトラも愛用していた?
プラセンタが医薬品や滋養強壮、美容のために使われ出した歴史はとっても古く、クレオパトらも愛用していたといいます。絶世の美女とし知られるクレオパトラもまた、その美貌と若さを守るためにプラセンタを使っていた…。そして、不老不死を追い求めた秦の始皇帝もプラセンタの愛用者であったと言われています。
プラセンタには、アミノ酸などがバランスよく含まれていて栄養価がとても高い成分です。
馬プラセンタと豚プラセンタ
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プラセンタには色々な種類があります。馬、豚、羊、海洋性などで、中でもに日本で人気があるのが豚プラセンタと馬プラセンタです。
豚は年に2度出産すること、そして、一度でたくさんの子供を産むので胎盤を大量に確保できるため価格がリーズナブルです。
その一方で馬は、胎盤が豚より希少な上にほとんどが競走馬の胎盤を利用して作られています。ですので、もともとの栄養状態がよく生育環境もよく良質なプラセンタを生成することができます。
馬プラセンタは豚プラセンタに比べてアミノ酸の量が多く、希少価値が高いので価格も効果になります。ですが、豚プラセンタより美容や疲労回復などの効果は高いといわれています。つまり、美肌を目指すなら豚プラセンタより馬プラセンタが配合されているもののほうがイイということになります。
馬プラセンタのサプリメントや化粧品も増えている
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豚プラセンタより希少でアミノ酸の量も多いということもあって、馬プラセンタが注目されています。
基礎化粧品やサプリメントにも馬プラセンタが使用されているものも発売されているので、どちらにしようか迷った時は、豚プラセンタより馬プラセンタを使用しているものを選ぶのがオススメです。
馬プラセンタを使用しているものは価格が高い傾向はあるものの、アミノ酸の量が多いので効果も期待できます。中には、馬プラセンタと豚プラセンタの両方を使用していて、馬プラセンタはわずか…というものもあります。
馬プラセンタにこだわって基礎化粧品やサプリメントを選ぶのなら、馬プラセンタがどのくらい配合されているかを確認してから購入するようにしましょう。
まとめ
今回は、美肌の強い味方”プラセンタ”についてご紹介しました。プラセンタが肌や身体によいものであることはいうまでもないことですが、より効果を実感したいのであれば、価格は高くなりますがアミノ酸の量が多く良質な馬プラセンタが使用されているものを選ぶようにしましょう。
プラセンタには種類があって、馬や豚以外にも羊や植物、海洋性プラセンタなどがあります。どれもプラセンタですが、成分が異なるので注意しましょう。